
出させていただきました、アベプラ。
青識亜論師匠、すもも師匠も出た当番組。
テーマはイギリスのドラマ『アドレセンス』でも扱われた「マノスフィア」について。
マノスフィアとは要するに欧米のSNSにおける非モテ、アンチフェミ界隈のことであり、ドラマはそれに影響を受けた少年が少女を殺してしまうという内容。これが大変な反響があったため、今回のテーマとなった、ということのようです。
ぼく自身、ドラマは未見ですし、マノスフィアについても大した知識はないのですが、まあ、他に詳しい方もいないらしく(そもそも番組自体が本当に駆け足で作られており)、出させていただく形になりました。
顔を隠してのリモート出演という形なのですが、初っぱなから番組に音声が乗ってることがわからずにしゃべってしまい、テレビ初出演で全国に恥を晒すことに。シェリーめぐみさんの発言を遮る形になり、そこは申し訳ありませんでしたが、まあ、それなりにしゃべらせてもらえてよかったかなと。
さて、内容的には、いろいろ事前に台本など見て話す内容など考えていたのですが、冒頭のひろゆきさんの一言で番組のムードは瞬時に変わり、後はひろゆき無双。
今回、マノスフィア事情の紹介を行った言わばホスト役がシェリーさんだったのですが、彼女の言に噛みついた辺りは痛快でした。
具体的な内容は番組を観ていただきたいのですが、ともあれこの種の情報が旧メディアから発信される時は常に男が悪者、その主張は不当な偏見、女性側の落ち度は一切語られない、という鉄則を持っており、ひろゆきさんが批判したのはまさにそこです。ぼくも彼については(もちろん頭のいい人ではあれ)この種の問題についての発言に対しては批判めいたことを書いたこともありましたが、しかしやはり今回、大したものだ、俺の出番ないじゃんといった感想を抱かされました。
ただ、そのシェリーさん含め、番組自体にマノスフィアそのものをただ否定的に悪魔的に語ろうという意図は最初からなく、それなりに理解を示そうという姿勢が前提となっており、番組全般(もちろん三十分ですからそこまで深いところに切り込んだわけではないのですが)、いいものになっていたと思います。
一つだけ感想を書くとすると、モデルのシャララジマさんが「非モテが本当に憎むべきは強者男性」と発言した時、ぼくも反応して反論しましたが、ひろゆきさんは「強者男性は弱者男性を憎まない、いっしょに飲みに行ったりする。ところが女性は弱者男性を憎む(大意)」といった発言をしていて、そこが興味深かったです。
女性にしてみればまず何よりも同性を妬み、憎む。だからこそ「男性もそうすべきだ」との理論になるのでしょう。
ホモソーシャルというというフェミの論法も、拡大解釈(というより誤用)が流布していますが、本来は「恋敵同士であるハズの男同士が連帯している、女を結婚に導くために実はグルになっているのだ」という意味不明の妄想だったのですが、これも女性の感覚に照らすと、「正論」なのかも知れません。
ひろゆきさんはそこへ、「いや、あんたたち男の感覚知らないままデタラメ垂れ流してばっかじゃん」とツッコミを入れたのです。