皆様こんにちは
SHOでございます。
今日は野球界のレジェンド
長嶋茂雄さんのこんなお話です。
ある春季キャンプ中の夜のこと。
グラウンドにひとり残っていたのは、プロの壁にぶつかって悩んでいた若手選手でした。
バットを振っても振っても、答えは見えず、不安と焦りだけが募る。
そんな夜、彼は照明の消えたグラウンドで黙々と素振りを続けていました。
そこへ、静かに近づいてきた人物がいました。
監督である長嶋茂雄さんでした。
すぐに声をかけることなくその選手の姿をじっと見つめていたといいます。
やがて、素振りを終えた選手のもとに歩み寄ると、長嶋さんは静かな口調でこう語りかけました。
「君が悔しいのはよくわかる。
でも、悔しさを知ってる選手は強くなる。野球はね、心でするものなんだ。」
それだけを言い残して、長嶋さんはグラウンドを後にしました。
その言葉は若い選手の心の奥深くに刺さりました。
彼はその日を境に表情が変わり、自信を持って打席に立つようになっていきました。
その選手の名は松井秀喜
後にメジャーでも活躍する
スタープレイヤー。
松井さんを見出し、導き続けた長嶋茂雄さんの言葉で私が好きな言葉を
ここに残します
「グラウンドには神様がいる。その神様は、正直な努力を見ている。」
長嶋茂雄さんの心は永遠に
不滅です。
SHO