スーパーゼネコンと呼ばれる総合建設大手5社の一角を占め、年間売上高1兆7000億円を超える大成建設が、元経営トップに提訴されるという異例の事態を迎えている。

「現社長の周りにはイエスマンしかいない。このままでは大成建設は業界トップにもどることはできません。私は大成建設を救うために、あえて会社と現社長を訴えたのです」

 訴えを起こした山内隆司元会長(78)が小誌の取材に重い口を開いた――。 
週刊文春デジタル